近藤咲子
東京ディズニーランド(TDL、千葉県浦安市)が15日、開業から40年を迎えた。雨が降るなか、開園前からゲート前に並んでいた多くの来場者を、スタッフが一列に並んで、40周年のデザインをあしらった旗を振って出迎えた。
40年前の開業日の朝も雨だった。園内の屋根付きの施設であった式典では、運営するオリエンタルランドの加賀見俊夫会長兼CEO(最高経営責任者)が「永遠に完成することのないテーマパークとして、この先も進化成長を続けていく」とあいさつした。
2001年には東京ディズニーシー(TDS)も開業。合計の累計来園者数は22年に8億人を突破した。
孫たちと訪れた野畑昭弘さん(63)=和歌山県=は開業の翌年、当時結婚したばかりの妻と2人で初めて訪れ、「スペース・マウンテン」に並んで乗ったのが思い出だという。その後も家族で数回来園し、今では孫も5人もできた。「今日は楽しんでいる孫の写真をとりたい」と話した。
家族5人で来園した小学6年の山崎恵汰さん(12)=埼玉県=は、この日が誕生日。お祝いに6年ぶりに連れてきてもらうのを心待ちにしていた。「音楽が鳴ってお祭りみたいな雰囲気」と笑顔だった。(近藤咲子)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル